2018年1月9日署名提出
2018年1月9日、みんなではぐくむ会メンバーの4人が、2017年12月2日から12月25日までの間にインターネット署名サイトchange.org ( https://www.change.org/p/子育てと仕事の両立を個人の問題にしないで-赤ちゃんと議会に出席しようとした緒方夕佳熊本市議を支持します )でご署名いただいた賛同署名とともに、要望書を熊本市議会議長と熊本市議会事務局長にお渡ししてきました。要望書の内容はこちら。
私たちは議長室に招かれ、
○要望書について
○寄せられたコメントについて
○12/12に行った、議会傍聴者のアンケートについて、の順にお話させていただきました。
賛同くださった皆様のお名前と寄せられたコメントを印刷してお届けしました。手渡す際には、コメントの一部ですが、内容をかいつまんで口頭でお伝えしました。
議長からは、「緒方議員の要望を聞き、各会派の意見を踏まえ、対応を検討したい」「(寄せられた)意見を参考にしながら議会のあり方を考えたい」とのお言葉をいただきました。みんなではぐくむ会からは、「市民として具体的な仕組みの提案をしていきたい。今後市議会でどのような仕組みづくりがなされるかを注視していきたい。」とお伝えしました。
賛同くださった皆様、本当にありがとうございました。本サイトでの署名活動は継続しており、12/26以降にいただいた署名は後日別便で熊本市議会議長と熊本市議会にお届けする予定です。いつまで署名活動を続けるかについては決まり次第発表いたします。
熊本市議会議長への要望書提出終了後、議会事務局の方から説明があり、陳情扱いとなること、この陳情を取り扱う委員会で発言させてもらえるというお話を伺いました。どの委員会で取り扱われるかはまだ決まってないということです。
その後記者から取材を受けました。主な質問内容とみんなではぐくむ会からの返答を簡単に示します。
○市民やママたちが要望書提出や署名活動した思いは。
子育てや介護、病気治療などさまざまなバックグラウンドの中で仕事との両立に悩む人はたくさんいると思うが、議会で子育てと議員活動の両立ができなければ、一般の職場で両立することは難しいと考えた。それらはこれまで個人の問題とされ、公には見えない、個人の中で解決された問題とされてきたが、緒方議員の行動によって見える形にされたことで、社会的な課題としてとらえて新たな仕組みづくりにつながってほしいと考えました。
○今後のはぐくむ会の動きは?
市民として具体的な仕組みの提案をしていきたいし、今後市議会でどのような仕組みづくりがなされるかを注視していきたい。
○熊本市内だけでなく市外からも署名を集めた理由は?
少子高齢化により、地方ほど、担い手不足が問題となっています。議員というお仕事も例外ではありません。子育てや介護、病気治療などさまざまなバックグラウンドを持つ人がどうやって仕事を続けていくかは熊本でだけの問題ではなく、全国的な問題です。その中で子育てとの両立は日本だけでなく、世界中の女性がその課題に直面しています。この問題が個人の問題であると矮小化されることなく、外からの視点を取り入れた新しい仕組みづくりが必要だと考えたからです。
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